装具を外すタイミング
短下肢装具(AFO)等を装着している方から、装具を外すタイミングについてよく相談が挙がります。
できれば外して歩きたいと思われるのは当然です。装着も大変ですし、この時期暑いのもあります。
まず、装具を外しても安全性を確保できるか。これは最も重要なことだとお伝えしています。
装具の機能によりメリットを得られます、しかし、デメリットを生むのも確かです。
例えばシューホーンプレース(shoehorn brace 靴べら式短下肢装具)であれば、
安全に振り出しをしやすくするために必要な足関節角度を付けた設定にした場合、
立脚中期(装具のソール全面が地面についている時)に足関節角度を付けただけ、膝が曲がり、沈み込むことになります。
この場合、安全性を確保するために、振り出ししやすくする方がメリットが大きいなら、その設定が妥当だと判断されるでしょう。
安全性を確保できるかどうか、実際の生活場面での装具の使用状況、またはシュミレーションを拝見させていただき、
アドバイスさせていただいております。
保険外リハビリの代々木リハビリセンター(YRC)